【ミュージカル】初心者のあなたも楽しめる!至高のミュージカル映画8選
サワディーカップ!
タイ人です。
私は映画に加えて、ミュージカルを相当数観てきました。映画・舞台含めると約100本に上ると思います。最近、巷ではミュージカルが流行っていますが、ミュージカルに関心はあるけれど、全く観たことがない人に向けて、「まず何を見たらいいか」をお話ししたいと思います。
目次
- 1.グレイテスト・ショーマン(2017年、アメリカ)
- 2.マイ・フェア・レディー(1964年、アメリカ)
- 3.ウエストサイド物語(1961年、アメリカ)
- 4.ヘアスプレー(2007年、アメリカ)
- 5.サウンド・オブ・ミュージック(1965年、アメリカ)
- 6.メリー・ポピンズ(1964年、アメリカ)
- 7.アラジン(2011年、アメリカ)
- 8.アニー(2015年、アメリカ)
- まとめ
1.グレイテスト・ショーマン(2017年、アメリカ)
The Greatest Showman Cast - The Greatest Show (Official Audio)
これは最高でした。1作目に紹介できる最高のミュージカルです。名前通り、「ショーマン」、ショーのために生き、ショーのために全てを投げ打った男の実話を元にした話です。単なるミュージカルという域にとどまらず、挫折からの復活劇など人生においてもみるべきポイントが多く、とても充実した2時間になること請け合いです。
バーナムは鉄道員としての人生に限界を感じます。刺激と成功を夢見て試行錯誤の末、奇人変人を集めたショーを企画します。大富豪の娘である妻との関係、惚れ込んだ女性歌手とのスキャンダル、父を愛してやまない子供達、家族のように慕うショーの仲間たちなど、全てが絡み合い、濃い人間模様を見せてくれます。
2.マイ・フェア・レディー(1964年、アメリカ)
"I Could Have Danced All Night" – Audrey Hepburn, "My Fair Lady” (1964)
ミュージカル映画の金字塔。ローマの休日で主演女優を務めたオードリー・ヘップバーンが主演しています。内容は、プリティウーマンといえばお分かりになるでしょうか。わかりやすいシンデレラストーリーです。
舞台はロンドン。訛りや出身地で差別されてしまう時代。ロンドン市内の一介の花売りにすぎないイライザが花売りの際に出会った発音学のヒギンズ教授。諭されるままに、矯正を習おうとヒギンズの門を叩く。ちょうど居候をしているピカデリング大佐も加わり、2人がかりで発音矯正。数々の苦労の末、ついに社交界にデビューする時が、、、。
3.ウエストサイド物語(1961年、アメリカ)
West Side Story - America (1080p HD)
こちらは現代版(と言ってもすでに結構時代は流れていますがw)、ロミオとジュリエットとの呼び声高い、悲劇のミュージカルです。レナード・バーンスタインという名指揮者が作曲を手がけたことでも知られています。一世を風靡したミュージカルで、現在も数多くの再演がなされています。今尚語り継がれる名作中の名作です。
移民系ギャングであるジェット団とシャーク団は血で血を洗う抗争を繰り広げていた。ジェット団の元リーダー、トニーとシャーク団リーダーの妹マリア。彼らはダンスパーティでお互いの身元を知らず出会ってしまう。お互いに惹かれあうも、異なるギャングに属することがわかり一緒にはなれない仲と知り、苦しみに身悶える。彼らは無事結ばれることができるのか、果たして。
4.ヘアスプレー(2007年、アメリカ)
(Hey mama) Welcome to the 60's - Hairspray
りゅうちぇるが好きなことでも有名なヘアスプレー。ジョントラボルタのドラァグクイーンぶりも見事なのでそちらも要注目!アメリカの古き良き時代が好きなら必見の映画です。
まだまだ差別の根強いアメリカのボルティモア。明るく生きる少しでぶっちょのトレーシーはダンス番組「コーニーコリンズショー」が大好き。ひょんなきっかけで出演できることに。しかしヒロインの座をめぐって、わがままなアンバーと争うことに。一方、トレーシーが黒人の友人を番組に無理矢理出演させたことで、大騒ぎに。事態は街を挙げてのデモ抗争に発展する。トレーシーはヒロインを勝ち取れるのか、そして黒人に対する偏見は無くなるのか。
5.サウンド・オブ・ミュージック(1965年、アメリカ)
"Do-Re-Mi" - THE SOUND OF MUSIC (1965)
「ドレミの歌」「エーデルワイス」「私のお気に入り」など、数々の名曲を送り出したミュージカル界に燦然ときらめく名作中の名作。主演ジュリー・アンドリュースの弾ける笑顔と歌声は絶品です。オーストリアのザルツブルクの美しい景色とともに語られるこの作品は一生物になること請け合いです。
型破りの修道女マリアが愛を学ぶため家庭教師として、大戦で戦功を立てたトラップ大佐の元にやってきます。厳格なトラップ大佐の子供達はしつけに慣れていますが、自由な遊びをしたことがありません。マリアは彼らに遊ぶことを教えます。当初その方針に反対していたトラップ大佐でしたが、次第にかつての楽しい時代を思い出します。しかし時代は第二次世界大戦下。予断を許さない状況に、マリアは彼らと共に逃げることを画策します。さて彼らは無事オーストリアから脱出できるのでしょうか。
オリジナルサウンドトラックも。
6.メリー・ポピンズ(1964年、アメリカ)
児童向け小説「メリー・ポピンズ」を元にしたミュージカル映画の傑作。CGも駆使されていて、かなり思い切ったことをしています。こちらは戦争などそういった固いものはなく、純粋に楽しいミュージカルです。
子育てを乳母まかせにしている銀行家バンクス氏は厳格な人物。より良い子に育てようと乳母を雇うも、兄弟のいたずらがひどく何人もやめてしまう始末(少しサウンドオブミュージックに似ていますねw)。そこに現れたのは、乳母メリー・ポピンズであった。いつも明るく楽しいメリー・ポピンズに子供達はなつき、バンクス氏は不機嫌に。バンクス氏が温かい心を取り戻す日は来るのか。
7.アラジン(2011年、アメリカ)
もともとディズニーで有名な作品をミュージカル化した作品です。アラン・メンケン作曲の「A Whole New World」も大ヒットしました。
アグラバー王国を舞台に繰り広げられるファンタジー作品。青年アラジンとジャスミン王女の恋、願いを叶えるランプの精ジーニー、王国を狙う大臣ジャファー。さあ王国は守られるのか、果たして。
こちらは舞台版がありませんので、オリジナルサウンドトラックからご紹介。
8.アニー(2015年、アメリカ)
映画『ANNIE/アニー』楽曲クリップ“Tomorrow” 2015年1月24日(土)公開
アニーは実は何作品も上映されておりますが、ここでは2015年バージョンをご紹介いたします。現代版にアレンジされておりますが、「大富豪に養子に入ったアニーが徐々に周囲を感化していく話」という点は共通です。明るくなるとても元気なミュージカルです。「Tomorrow」はいつ聞いても名曲です。
孤児院施設で暮らすアニーはとても明るく周りに元気を与える子。いじめられていた犬を守ろうとしたところ車にひかれそうになる。助けてくれたのはスタックス、携帯電話会社の社長だった。彼は次期ニューヨーク市長選挙の立候補者だが、人気が低迷しており、どうにかして支持率をあげたくてしょうがない。アニーに目をつけたスタッフがアニーと暮らして支持率をあげるように提案。最初は渋々暮らしていたスタックスも徐々にアニーの性格に心を開き始める。
まとめ
かなり古典的なミュージカルに偏ってしまいましたが、やはり古典ミュージカルの魅力は、古びないこと。魅力があるからこそ長年愛され、そしてみんなを楽しませてくれる。もちろん新しいものもどんどん出てきています!ぜひこれをきっかけにミュージカルの世界に羽ばたかれることを期待して!
サワディーカップ!
タイ人でした!