【北海道地震】地震が起きて感動したこと

サワディーカップ！

タイ人です！

地震が起きて感動したこと、というエッセーを書いております。

同調圧力への不信感と、状況を楽しむ心を大切にしたいという趣旨で書いています。

ご参考になれば幸いです。

ブロガーという自覚があるならなおさらこういう時にこそ筆をしたためなくてはならない。

北海道地震はとても強いものだったらしく、北海道にいる友人から安全の知らせが届いた。

東京にいると全く気づかないものだ。テレビを見ない生活をしているせいか、とてもその辺が鈍感になり、周りの人に注意されるかもしれない。

地震が起きたことくらいは知っていたが、停電だとか、よくわからない内容が次々にニュース欄を行き来しており、とてつもなく大変な事態が起こっていることは分かった。

ただ、東日本大震災の時もそうだったが、日本の同調圧力には辟易としているから、あえて言わせて貰えば、「地震が起きたのであれば、粛々と状況を判断し、できる限り速やかに近くの避難所に行き、日常生活を送ってほしい」としか言えない。

それが冷たい言い方と聞こえるならそれまでだし、温かい言い方をしたところで結局は同じことだ。

これは非被災地のパワハラではない、れっきとした応援メッセージだ。

短い言葉で淡々ということが良いように思う。だらだらと意味のない修飾語をつける方がイライラさせてしまうとの配慮の元だ。

ボランティアに行くこともできるが、それは北海道に近いところに住む方や、そういったことが大好きな人にやっていただきたい。

私は社会貢献の一環としてのボランティアは好きだが、ああいう「日本国民だからボランティアに行くべき」みたいな論調はいかんせん好きではない。

だから、今回、人から「地震があって感動した」と聞いた時なんのこっちゃさっぱりわからなかったけれど、「停電になって空の美しさに感動した」と聞いた時、ああ人間てのは強いなあ、そして美しい生き物だなあとしみじみと思った。

辛い時にこそその人の本性が現れるというけれど、美しい空を見る余裕がなかった人もたくさんいたに違いない、しかしそうした辛い状況においてすら空を見て楽しむということを行なっている人がいることに感動を覚えるのだ。

感動、という言葉を不謹慎、という人もいるだろう。知ったことではない。言わせておけと思う。

だから日本はダメなんだ、と言い返そうか、と思うけれどそれでは自分を否定しているみたいなのでそれは差し控える。

ただ、素直にそうした感動できる心を持っている人がいることに感動して何が悪いのだろうか、いつから人は感情まで他人にコントロールされなければならなくなったのか。

サワディーカップ！

タイ人でした！