【応援】なぜ「今でしょ」なのか。今が一番旬だから。
サワディーカップ!タイ人です。
そこそこ前に、やりたいことをいつやるのか、今でしょ!っていうのが流行った。
そう、東進のエース、林修先生の名言だ。
(以下出典www.watanabepro.co.jp)
2013年には「今でしょ!」で流行語大賞を受賞し、現在では冠番組を持つほどに有名になった先生。
なんでこんなに林先生が取り上げられ、そして受け入れられるのか。
普通に考えれば、日本には昔から「鉄は熱いうちに打て」とか「思い立ったが吉日」なんて言葉もあるくらいで、決めた時に動けば一番気持ちも乗っていてうまく事が進むはず。
例えば「よし!今日からダイエットしよう!」とか「試験勉強やろう!」と強く決めたとする。ところがいざ行動に移すとなると、「そりゃ理想はそうだけど現実は厳しい。」とか「けどなんだかんだハードル高いし。」と言って言い訳をしたりすることが多い。
そもそも気持ちはすごく高まっている時に、なぜ体がすぐに動かないのだろうか。というよりやる気が本当はないのだろうか?実際私も腰が重いタイプの人間なので(だって新しいことやるのめんどくさいよねほんと笑)、自分への戒めも込めて、じゃあどうすれば思い立った時に出来るようになるのか、そして自分をごまかしている言い訳を打ち砕くお手伝いができれば。
1.やる気がそもそも無い
⑴評価されるためやる気を作っているケース
特にやりたいことも無いが、人の評価を気にしてビックなことを言って周囲を驚かせたい場合。嘘をついて「俺はこれをやる!」と言っちゃうケース。虚言癖に近いかもしれない。これは期待してくれている人やあなたを信頼した人など周りに迷惑がかかるのでまずい。自分に嘘を付きすぎてストレスを抱えて自滅しないようにご留意いただきたい。
やる気どうこうの問題であり、まず一度客観的に性格を見てみることをオススメ。強烈な自意識やコンプレックス問題が隠れている場合もあるので、心配な方は一度精神科医に受診されることもいいかも。
↓虚言癖についてはこの本を参照すると良いと思う。林先生は精神科医で詳しい。
虚言癖、嘘つきは病気か ― Dr.林のこころと脳の相談室特別編 impress QuickBooks
- 作者: 林公一
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/08/28
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↓承認欲求について書かれた名著といえばこちらもおすすめ。
⑵やりたいことがないケース
ひょっとすると一番多いかもしれないケース。日々のやらなければいけない仕事に忙殺されるあまり、自分がやりたい事や興味のある事を見失ってしまう。日本的な価値観だと、義務を果たした後に権利を主張せよなんて言われるので、余計にどんどん自分の欲求を押さえ込んでしまう。これは相当に危うい。欲求不満をうまく解消できればいいのだけれど、たいていの場合、他人に同じような欲求不満状態を強いることになる。
「やりたいことがないわ〜」という場合は、単純に自分が自由に出来る時間を無理やり作ることと、とにかくインプットを増やすことだ。なんでも色々なことを体験していくことで発見出来る事は山ほどある。
↓こちらの本のワークを通じて自分がやりたかったことが発見出来るかもしれない。
2.やる気はあるが、言い訳している
⑴何かが欠けているケース
僕もよく、「今は時間がない、お金がない」とか言って自分に言い訳をしちゃったりする。改めないといけないと思いつつ、ひょっとしたらやってしまっているかも。これもだいぶ怖い。結局口先だけの人になってしまうのは、こういう場合。
「欠けている」とは実際は「欠けていると思っているだけ」に過ぎない。
一緒に何かをしようと約束をしても「やれ時間だ、やれお金だ」とすぐに動けない。条件を設定することで安全な場所にいたい。自分の欲求に向き合うことから逃げている。そういう生活を続けていくと「ああ、あの時こうしておけばよかった」と後悔する。
↓人生を後悔で終わらせないために。日頃の考え方でどれほど人生が変わっていくかに改めて気づかされる大切な本。
⑵リサーチ不足のケース
やりたいことはあるが、準備不足で踏み込めないというもの。見えないお化けは怖いように、準備を怠っているために、リスクが大きそうに見えておじ気付いてしまって動けない。
これは解決が簡単。とにかく準備する。でも何より大事なのは踏み出すことだから、100%じゃなくても、ある程度でやり始めてみる。完璧主義はとても仕事では生きるけれど、それがスタートの時にはあまり効果が無いというのは意外かもしれないけれど本当の話。華僑に言わせれば、日本人は準備し過ぎて行動しなさ過ぎだとか笑 自分の感覚でGo!と思えばガーーーーっと動き出してみればいい。応援しております!
↓これ参考になりますよ、すごく。常識で凝り固まっているけど現状打破したい気持ちがある方には本当におすすめ。
3.やる気もあるし言い訳をする気も無いが、状況が許されない
⑴疲労困憊のケース
これはちょっと繊細な問題。「今でしょ!」って思っても体が疲れ切っている時には実は新しいことを始めるのは避けた方が良い。自分が無理のない範囲で動くことがおすすめ。いわゆるエネルギーが完全に枯渇している時には一旦十分な休息をとって、 それでゆっくりと始めよう。
自分の体と向き合うことはすごく大切。体が資本というけれど、むしろ体は全て。やる気もあって言い訳をするつもりもないあなたなら必ず大丈夫。だからまずは回復に取り組んで。
↓回復法ではこれがおすすめ。めっちゃ流行っているけどまとめ的な本になっている。無理しがちなあなたに。
⑵周囲の心配圧力が強すぎるケース
周囲の環境が「あなたのためにそれは辞めた方がい」とか「それはきっと無理だと思う」とか新しく挑戦することを心配する力が強い環境だと、どうしても「これやりたい!」と言い出しづらいのは確か。
一度やる気を削ぐ人との距離を置いてみるのは?不安は伝染するので、いくらお世話になった人でも、やる気を削ぐようなケチをつけたり、否定するような方はあまりあなたにふさわしくない可能性が。もちろん頑張ってもらおうと思い、愛の鞭としてあえてそういう言い方をする方もいるので見極めは難しいのだけれど。「人は人、自分は自分」と多少割り切ることも必要ということかなあ。
↓あまり知られていないかもですが、筆者の長年の経験を元に自分が心地よく過ごすためのコツが書かれています。
まとめ
色々書いてきたけれども、結局「今しかない」ということが言えるのは、思い立った時にやる気が一番満たされているから。果物にも旬があるように、やる気にも旬があって、時間とともにその価値(自分にとっての)どんどん下がっていき文字通り腐って(自分の気持ちも)いきます。正直、やる気と体力と健康があればだいたいなんでもなります。出来る限り病気しない!周りの人に迷惑かけちゃうからねw
もちろん、やる気がある時にすべての条件が揃うことが一番いいけれど、そもそもそんなチャンスは滅多にないもの。だから「やる気が出ていると言うチャンス」を生かしましょ。
あなたがハッピーでありますように、そして周りの人も一緒にハッピーにしましょう!サワディーカップ!