【報告】お酒嫌いが酒を飲んで涙ちょちょ切れた話〜響17年〜
まず初めに声高に言わせていただきたいことがある。
なんでお酒はこんなにもまずいんや!!!
てか仕事終わりにただでさえ疲れているのに、さらに肝臓に負担かけるためにアルコール摂取するとか馬鹿でしょ、とか思っている(いや、思っていたの方がふさわしい)
(※お酒会社の人がご覧になっていたら申し訳ありません。。。個人の感想と笑い飛ばしていただければ。。。)
私はこれまでうまい酒というものに出会えたことがない(いや、なかったということになるだろうか)
そもそも酒なんてなんの足しにもならない上、堕落させる飲み物と思っている(いや、しつこいようだが、思っていたの方がふさわしいかもしれない)
実際、これまで飲んできた数々の酒という奴は舌が痺れたり、頭が痛くなったり、ただでえ弱い日本人である私の肝臓を思う存分痛めつけてきたのである。
それ自体決して許されるべきことではないのだが、果たして今日、まさに今日その歴史は塗り替えられた。
一滴の酒によってである。
その名は響17年。サントリーのブレンドモルトとしては角も有名だが、それ以上にブレンド力で圧倒的に優っているのがこの響である。
・・・名前の響きも格好いいではないか、とダジャレはさておき、
実際に飲んでみた感想としては、とにかく癖がない。今までウイスキーに感じていた苦みや角といったものが全くない。極めてなめらかでそれでいてバニラのようなフレーバーも併せ持つ。
実際にサントリー公式Webページで成分表をみてみると、バラ、ジャスミン、伽羅香!!ウイスキーはなんて奥が深いんだ。。。
とはいえ、さすがに比較しないことには美味しさという絶対的な指標ではなかなか理解されないだろうと思った。
そこで、一般的なウイスキーも飲んでみるべく通常のウイスキー設定である、 Japanese Harmonyも飲んでみたところ、まるで味が違う。
というかこれ同じ醸造所?
そもそも同じ種類と呼ぶのさえはばかられるほどの強い違いを感じた。
今やスコットランドウイスキーに並ぶほどの実力をもつジャパニーズ(ブレンデッド)ウイスキーの最高峰といっても良いJapanese Harmony自体もサントリーの自信作であることは間違いなく、それ自体も素晴らしい酒である。
芳香といい、滑らかな舌触りはもちろんだが、響17年はそれをはるかに凌いでくる。飲んだ後の読後感(?)はただただ気持ちいい、爽やかな至福感。さすが2016年にロンドンで開催された世界的な酒類の品評会で、最高賞を受賞しただけはある!
ウイスキー初心者の私でさえ唸らせるこいつは凄まじいほどの魅力を持った酒だ。
ありがとう、ジャパニーズウイスキー、ありがとうサントリー。
酒を飲んで涙が出るとは思わず感無量。
ごちそうさまでした!!!
次回は響21年にチャレンジするぞ!!
(実は「響21年」も2017年7月にロンドンで開催された世界的な酒類コンペティションで、最高賞を受賞しているんだとか!気になる!!!)
サワディーカップ!
タイ人でした!