ああの、今日も夢を叶えるの巻!

ああの、今日も夢を叶えるの巻!

ミュージカル、映画、夢物語、タイ、歴史が好きな永遠の18歳(総合商社勤務歴あり)。

【実録】言葉によって変わった私の半生

サワディーカップ!

総合商社出身の自称タイ人、ああのです!

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目次

言葉は人生を変える

これは間違いない。

私は小学生の時に言われた一言がその後の人生の大きなターニングポイントになった。

それは

「お前、自己中だよな」 

という一言。

自己中とは自己中心的という意味で、

自分勝手にやるというより、割と小さい頃から相手のことを考えて行動してきたつもりだったが、その言葉が心に引っかかったまま大人になったような感じがする笑

子供のたわごとといえばそうかもしれない。

実際大したことを言われた訳ではないが、なぜかずっと心から消えない。

ですが特に悩んでいるという訳ではなく、ずっと心に残っていて指針になるような。

中小企業とかにいくと、会社の壁に「信念」とか飾っているような。

それと似たような気分と勝手に思ってる笑

自分には他人から「自己中」と見られる部分もあると思うだけで、仮に自分が暴走しそうな時にも少し冷静になれるような気がして。

ペンは剣より強し 

私はブロガーと言う職業の存在や社会的意義をほとんど知らなかった。

しかし、東京での競争社会と満員電車に疲れ果てたある日、イケダハヤト氏のブログにぶつかった。

(参考:まだ東京で消耗してるの?

それは衝撃的な体験だった。

このまま総合商社でキャリアを重ねることのおかしさには薄々気づいていた。

しかしあくまでもくすぶっているにすぎなかった。

ブログを読んだ時、明確に頭の中で何かが弾けた。

彼のブロガーとしての仕事は今までの私が想像していた

「ネットで小金を稼ぐ怪しいやつ」ではなかった。

むしろ私より大いに稼いでいた、そして私よりずっと上手な話してだった。

何よりも彼にとっての生きがいは書くことで、それをただ純粋に楽しんでいた。

もちろん彼のブログは批判されることも多いし、正直彼のブログを叩くことで生計を立てている人がいる事実も知っている。

そうしたことは誹謗中傷であり、言葉の持つ力の乱用にすぎない。

ただ思うのだ。

ペンは剣より強いと。

イケダハヤト氏は人を直接刺すというより、心に刺さる言葉を書きそれで人の心を動かしている。

剣に頼らずそんなことができるのは、言葉の凄さだ。

私はイケダハヤト氏に感謝している。

彼のように、ブログを通じて人の心に火を灯し、勇気を与えてくれる職業が素晴らしい職業だと気づいた瞬間であった。

 

美しい言葉たち

言葉の持つ力としてもう一つあげるとすると、名言集が好きだ。

タイに住んでいた時、オリエンタルホテルに行く機会があった。

とても素敵なホテルなのでぜひ一度訪れてみてほしい。

世界を代表する超一流のホテルとして世界的に有名であり、静謐さと瀟洒では別格だ。

www.mandarinoriental.co.jp

そこで出会った言葉は今も私の心に響いている。

Never say 'no' to adventures. Always say 'yes', otherwise you'll lead a very dull life.

by Ian Fleming

ご存知スパイ小説として有名なジェームズ・ボンドシリーズを執筆し、タイのオリエンタルホテルの常連でもあったイアン・フレミング。

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(出典:https://www.pinterest.jp/davidr0517/ian-lancaster-fleming/

彼の名言である。

日本語に訳せば

「冒険には決してNoと言うな。常にYesと言う。さもないときっと退屈な生活を過ごすことになる」

と言う訳になる。

この意味をそのまま取れば、「冒険しない人生なんてつまらない」となる。

彼は冒険小説を書いていたからこそ言える言葉だろう。

冒険では様々な刺激的なことに出会う。

だから冒険しようではないか、楽園に出会うには冒険する他ない。

楽園が実は楽園でなかったとしても、冒険したことに価値を見出そう。

実際、私は冒険と言う「言葉」自体も好きだ。

溺れることは危うい

もちろん、私自身こうした素敵な言葉に救われてきた。

しかし言葉はあくまでも言葉である。

危険にさらされる可能性があることも考えなくてはいけない。

実際、第二次世界大戦下のドイツではヒトラー率いる政権が世論を操作した。

そこには圧倒的に「言葉の持つ力」が利用されていたのだ。

扇動・脅迫など言葉は時に使いようによっては剣いやそれ以上の存在になる。

政治活動にもっとも利用されやすい道具だからだ。

だから仮に言葉を使う側であれば、言葉に溺れてはいけない。

そして言葉を使用される側は、利用されていることに気づかなくてはならない。

言葉に溺れ、自分を見失うことは危うい。

言葉は素晴らしい力を持つからゆえに、言葉の危うさにも気づき、制御することが必要だ。

まとめ

言葉があるからこそ人間はお互いの関係性を築くことができる。

言葉によって教養を高めることができる。

言葉による恩恵の多さは計り知れない。

しかし言葉に頼りすぎる怖さは常に意識しておく必要がある。

言葉によって操られる危険は隣り合わせだ。

それでもなお私は言葉のもつ力を信じたい。

言葉を操る人間として大切なことが、言葉を信じ、大切に扱うことだと信じているからだ。

 

サワディーカップ!

ああのでした!