【オピニオン】批判された時の正しい解決策
サワディーカップ！
総合商社出身の自称タイ人、ああのです！
批判にどう対処するかで人間性がわかると言います。
批判されたとき、とっさにどう返していいものか、あなたも困ってしまうことでしょう。
批判に晒されること数十年、この道一筋の私からアドバイスを。
目次
批判されたらまず冷静になる
批判の内容が適切かをじっくりと吟味した方が良い。
そうすれば、正しい批判と誤った批判に気づくことができる。
正しい批判であれば、甘んじて受け入れるべきだ。
正しい批判ほどあなたの人生にとって役に立つものはない。
その批判を酒の肴にさらにその人との関係を構築できる。
しかし、その逆に誤った批判ほどあなたの人生にとって有害なものはない。
誤った批判とは次のようなものだ。
嫉妬から生じる批判
好き嫌いから生じる批判
感覚的な批判
などだ。
そう、あなたのことを思って批判された内容でないもの全てを指す。
この中に当てはまる批判を受けたら即時に以下で言う所の対処を考えるべきだ。
批判に毒される人生ほど乾燥していて、つまらないものはないからだ。
批判した相手を（想像上で）批判する
まず誤った批判をしてくる相手を想像上で批判してみよう。
それはあくまでも練習だ。
直接批判する必要はないし、そうすべきではない。
あなたも同じレベルに立ってしまう。
だから頭の中で批判するのだ。
そしてその批判を信頼できる人に聞いてもらおう。
その批判が適切であればあなたの評価はさらに上がることだろう。
ただし気をつけてほしい。
あなたは直接に相手を批判する必要はないということだ。
それをやってはあなたの名声に傷がつくだけだということを覚えていてほしい。
さらに能力を向上させて見返す
結局は何でもかんでも批判する人間は批判することが生きがいになっているから、たちが悪い。
自分が批判に耐えうる実力をつけることができれば批判もなくなると思いがちだ。
しかし今後は粗探しや嫉妬からくる批判になるだろう。
批判だけを考えて生きている輩は大変だ。
向上心もなければ、おそらく批判対象に対しての愛がない。
見返すという行為自体が愛に溢れているので、批判した側は大きな愛を受け取れず、さらに批判を繰り返すかもしれない。
なのであまり生産的な解決には繋がらない。
無視する
もしひどい言われようをしたと思うのであれば、無視するのも有効だ。
正当な批判の場合には聞いた方がいい話もたくさんあるため、全てに有効ではないが、自分を守りたくなった時には有効な作戦である。
ただし気をつけて欲しいのは人の存在自体を無視するのは考えものだ。
存在を無視するというのは、やはり同じレベルにたつとしか言いようがない。
批判する発言を無視するだけのことだ。
そして普通に（一切の世間話をせずに）話せばいい。
そうすれば相手も気づく。
気づかなかった場合には次のやり方を勧める。
ユーモアでかわす
これがもっとも適切なやり方だと言える。
批判する人間は満たされない気持ちを持っているから批判するのだ。
批判をしたいがために批判している訳ではない。
まず笑っておこ、というタイトル画像はそんな私の気持ちを代弁したものだ。
相手の満たされない気持ち、例えばコンプレックスや日頃我慢していることを晴らしてやればいい。
批判をユーモアでかわした最高の例を取り上げたい。
受賞者が一切出席しない賞として有名な最低の作品・俳優を選出するラジー賞（ゴールデンラズベリー賞）での出来である。
2005年に最低の女優賞を獲得したハル・ベリーはなんと前例を覆し、授賞式に出席。
最低女優賞を受賞したにも関わらず出席しただけでなく、とんでもなくユーモアに飛んだスピーチを行った。
Halle Berry accepts her RAZZIE® Award
というのも、2002年のアカデミー賞受賞で行ったスピーチとほぼ同じスピーチをして沸かせた。
最低賞というのは、実は評価されているという証拠。
この女優ならもう少し上手に演技できるはず、との期待の証でもある。
注目作品でないと、票は集まらない。
そういう意味では、彼女はそういった批判の裏側にあるものを読み取り、立派に女優を演じきり、かつ自身の批判に対処する方法を表明したのだ。
「私はできる」と。
そしてそれだけではなく、授賞式に出た理由を語った。
母親から言われた。良い敗者になれないものは良い勝者にもなれない。
批判に上手に対処できないものは賞賛に値しない。
こんな真面目なスピーチで閉めるかとおもいきや、
またあなた方にお目にかからないことを祈って。
と付け足す始末。
彼女がラジー賞で語ったことで評価をあげたのは間違いない。
「最低」などと言われながら授賞式に現れてユーモアあるスピーチをしたことで、人間の大きさをアピールできた。
そして彼女のその後の言葉が刺さるではないか。
（引用元：Wikipedia）
「アカデミー賞を受賞したからといって良い作品とは限らないし、逆にラジー賞を受賞したからといって必ずしも悪い作品とは限らない。私はあの役を精一杯演じたし、作品に出演した事も後悔していない。」
日本人で最近シビれたのは渡辺直美さんだ。
彼女は大柄な体型を武器に、日本の舞台を飛び出しGUCCIのモデルにまでなった。
この写真に移る堂々たる彼女に対して、 ネット上で「クソデブ」などとコメントした輩がいる。
普段街を歩いていて決して口にしてはいけない言葉をネット上だからか何か知らないが、いった輩がいる。
これに対しての渡辺直美さんの発言が勇ましく、そして格好いい。
いい感じで盛り上がってます😂(興味ある方見てみて🤣)
みんな私の魅力にびっくりした様子😘？まだ2%しか出してないのに痺れちゃったのね🤗まだまだこれからよ😂❤️🌈
GUCCIさんありがとうございます💖
いいじゃない。
２％と言い切ったあたりに清々しさと、こんなもんで叩いているのならもっと叩いてみろよ。
という挑戦的な姿勢にも見える。
しかし、それをあくまでもソフトに伝えたところに彼女の凄みがある。
さすがに世界を相手に日々戦っているだけはある。
感動した。
そう、ユーモアとは人間にとって「余裕」だ。
生物的に余裕をたたえた生き物は強い生き物だ。
批判を浴びたら余裕を見せてやればいい。
もっとも、批判するレベルの人間にはユーモアさえ通じないかもしれないが、別にそれでいいではないか。
ユーモアや笑顔で過ごす時間は、批判に直接立ち向かうより愉快じゃないか。
言わせておけ、そいつは批判で自滅する
もちろん上で挙げたようなやり方を忠実に実行したとする。
まあ、あなたのことだから来月か新年くらいから実行に移すだろう。
冗談はさておき、それでも批判する奴は批判する。
それが彼らにとって人生の一大事であり彼らの生きる目的だからだ。
しかし、あくどい批判を繰り返す輩には言わせて置くのが一番だ。
結局批判で自滅するだろう。
自滅後には救いの手を差し伸べてあげよう。
「弱きを助け強きをくじく」それが紳士淑女というものではないか。
ただし油断は禁物だ。
エネルギーを取り戻したら、批判人間くんはまた批判してくるだろう。
まとめ
批判している奴のことで悩むくらいならユーモアで笑い飛ばせ。
そして批判して時間を費やしていることのバカらしさを教えてやろう。
バカにつける薬はないというが、批判に差し出す時間もないのだから。
サワディーカップ！
ああのでした！
