ああの、今日も夢を叶えるの巻!

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ミュージカル、映画、夢物語、タイ、歴史が好きな永遠の18歳(総合商社勤務歴あり)。

【総合商社】総合商社マンの正しい扱い方(考え方編)

サワディーカップ!

総合商社出身の自称タイ人、ああのです! 

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商社マンと聞くとどんなイメージでしょうか?

仕事ができる?

筋肉むきむき?

どれもそうかもしれません。

そんな掴み所のない商社マンの扱い方を、彼らの考え方からご紹介しましょう。

 

中には「それほんまに?!」っていうのもありますが、事実です!

事実は小説よりも奇なり!!!

目次

 

節約意識(コスト感覚)

総合商社といえば、莫大な資本金と、優秀な人材を駆使し海外と日本の架け橋になるような仕事をしているというイメージでしょうか。

もちろん、それは正解ですがあくまで総合商社の一端を言っているに過ぎません。

今でこそ「総合」などと聞こえのいい言葉を使っていますが、創業当時は小さな貿易を積み上げて言ったからこそ、現在「ラーメンからミサイルまで」の商品を取り扱うに至ったのです。

そのため、総合商社のDNAには「節約」の2文字が常にあります。

現代の商社マンとてそれは例外ではありません。

ありとあらゆるシーンにて「節約」意識は応用されます。

飲み放題にするかビールを頼むかに始まり、コピー用紙に到るまで。

 

その節約意識が合コンなどで発揮される場合も。

一のくらいまで割り勘にする人がいればそれは商社マンです。

商社マンでなくても商社に入れる素質があります。

お友達になりませんか?

完璧にこだわる

効率性?それは何おいしいの?って感じです。

効率性を求めるあなたには不評かもしれません。

商社で働いく場合、文書作成についてなど完璧にこだわります。

それは手紙の宛名一つをとってもそうです。

「御中」 なのか「様」なのか、明確に書き分ける必要があります。

なぜかって?

取引先に揚げ足を取られてはいけないからです。

そしてもちろん、完璧な文章は美しいからです。

 

でも実は気づいています。

完璧って存在しません。

どこまで言っても完璧なものは作れない。

だから永遠に完璧を目指すしかない。 

辛いですね、ああー辛いです。

 

だから時にいたわって下さい。

「完璧を目指すあなたも好きだけど、完璧じゃないあなたはもっと良い」

とかなんとか言って。

 

メーカーの下請け

総合商社とはいえ、「商社とはメーカーのかばん持ち」という気持ちが未だに抜けないところがあります。

従い、いつメーカーに切られてもおかしくないという切迫した気持ちがあるがゆえに、色々なところでそのコンプレックスを吐き出そうとします。

お酒を飲んだり、女の子に手を出したり。

でもそういうことをしているだけでは仕事になりません。

 

だからメーカーの下請けであることを事実として受け止めなくてはならない。

そう、事実なのです。

もともと日本のメーカーの商品を海外に輸出することで生業にしていた業種ですから仕方ない。

その歴史を踏まえた上で、さらに何ができるのか。

商社は常に現状打破を目指し、さらに上を行くために試行錯誤しています。

誇り高い

総合商社ともなると一流企業の仲間入りをしています。

三菱商事・三井物産・伊藤忠商事・住友商事・丸紅は5大商社として、日本経済の根本を担っているとの自負があります。

実際、出資関係にある関係会社や子会社の数だけでも5社合わせると、数万社、お客様も入れると数十万社にのぼります。

従い、影響力を持っていることは事実なのです。

そのため、自分たちの生き方について誇りを持っています。

 

仮に彼ら・彼女らのやることに文句をつけようものなら書類の山が飛んでくることでしょう。

その際は物陰に隠れてやり過ごしましょう。

あるいはシュレッダーを準備するといいかもしれません。

地球環境のためには書類を散らかすわけにはいかないのです、たとえ総合商社といえども。

 

紙以外も飛んでくることがあればこちら。

色々処理してくれて助かります。

足元の身だしなみにうるさい

おしゃれは足元から、という言葉があります。

確実に広告やろ!って思いますが、ある程度真実です。

お客様と話すときや初対面などの場合、何かのタイミングで足元を見られる時があります(変な意味ではなく)。

その時にみすぼらしい(仮に高級品でも手入れのされていない)靴を見ると「この人はきっとものを大切にしない人なんだ」というレッテルを貼られてしまいます。

レッテルを貼られてしまうと、その後も同じような目で見られるため、最終的に会社の信用まで失ってしまうことになります。

 

「靴の手入れを怠らない商社マンは出世する」

とは有名な話です。 

 

時間にうるさい 

これは日本企業であればごく当たり前かもしれません。

しかし総合商社の場合、海外との約束の時間に遅れるということは、取引破談に繋がることがあります。

しかもその相手だけでなく、その国で事業を行う権利さえ吹っ飛んでしまうこともありえます。

そもそも相手の時間を奪うことは褒められたことではありません。

一流企業や一流のサラリーマンであるほど時間は有限で貴重なものとの認識をしています。

したがって「時間を奪うことは、犯罪」と思っている人が多いです。

 

まとめ

商社マンという生き物はとても謎の多い存在ではあります。

ただ褒めて、そして時に鞭打てばいいというようなものではありません。

そこそこ複雑でわかりづらく、時に扱いづらいと感じることもあるかもしれません。

しかしそこでめげることなく付き合い続ければ、まるで煮干しのようにいい味が染み出してくることでしょう。

そう、まさに「商社マン」とは「煮干し野郎」と言えるのです。

そこのイライラした商社マンよ!

たまには煮干しを食べてカルシウムを補給してはいかが!

 

サワディーカップ!

ああのでした!