【実録】一人暮らしが盗難から学んだ10のこと
こんにちは、タイ人です。
とある飲み会からの帰り道、電車内で盗難にあいました。
カバンを電車の棚に置き、すぐに座り、眠りはしませんでしたが無くなったことに最寄り駅で降りるまで、一切気づかなかったのです。
次の日は朝から旅行というのに、
カバン、家の鍵、財布、パスポート、保険証、免許証、印鑑全て無くなったのです。
茫然とするも、段取りだけは頭にしっかり入っており(重要)、淡々とクレジットカード会社に連絡して、警察に被害届を提出し、友人にも一応連絡。
というより電話した瞬間に気づいたのは、家に入れないということ。
合鍵を持っている人はおらず、自分で全ての鍵を保管していた為、誰かに鍵を開けてもらうことすらできない。(※管理会社によっては可能なこともあります)
そして、電車を降りた時に盗まれたことに気づいた為、最寄りの駅にすでに来ています。この駅は友人宅からはかなり離れた場所にあり、電車で行こうにも電車賃が払えない。
色々電話し、ネットでサーチしている最中に、携帯のバッテリーがどんどん減っていき、家族に連絡が着いた瞬間、ついに電池が切れた、、、
引き続きLINEで友人に連絡を取ろうにも、Facebookで連絡を取ろうにも全ての機能が停止。
幸い手元には別の携帯があったが、LINEやFacebook はセキュリティの関係でインストールさえできず、一旦冷静になって考えることに。そこで辛うじて覚えていた電話番号に電話し、再度家族に電話が出来、助けを求めることに成功。
深夜にもかかわらず運良く再び家族と連絡がとれた為、迎えにきてもらい無事野宿せずに済んだのは本当に運が良かった。
この経験を教訓として、少しまとめてみた。
教訓
- まず冷静になること。パニックになっていては解決できる可能性も小さくなる。
- 携帯はもはや友人や家族と連絡を取る為のインフラ。バッテリーが長く持つものに越したことがない。
- 財布は常に身につけておくことができればなお良い。
- 車内では自分の貴重品は常にチェックしておき肌身離さず持っておく。
- 一方で貴重品は日頃から一箇所に固めず、ばらけて持っておく。もしまとめて持っておくのであれば、いざという時には全て無くなる覚悟が必要。
- 緊急連絡先は複数用意し、電話番号は可能な限り記憶しておく。
- 合鍵は親しい人に渡して置いた方がいいこと、いざという時に鍵が無くては家さえ入れない。
- 日本の場合、なーなぁに生活しようと思えばできる。それにやる気が無くなりがちだ。なのでこういうイベントがあるととにかく現状解決に向けて全神経がフル稼働する為、身体中に活力が漲ってくる。たまにこういう困難に出会う必要が私の場合ありそうです笑。なんか安定とは程遠いけれど笑
- 意外となんとかなる。銀行に連絡して、キャッシュカードさえ止めてもらえれば現金の流出はとまり、本当になんとかなる(被害を最小限で抑えられることはかなり大切。気分的にも一応落ち着くことができる)。その他免許証等の再発行は必要になるだろうけれど。
- キャッシュカード、クレジットカードは再発行に約2週間必要な為、その間は誰かに借金する必要がある、ATMなども使用できない。その間は全てのものにアクセスできなくなる。
今後日本ではインバウンド需要が増え、犯罪も多種多様なものが増えてくると思われます。安全神話も崩壊しつつあると言えるでしょう。
実際に被害にあった時では遅いのです。今回は解決しましたので未遂で済んだが、デジタル社会といいつつ、ガジェットの電池が持たなくなった瞬間に、他とのアクセスが急激にできなくなることの怖さが一番だったかもしれません。
普段慣れすぎているため、余計にそう思うのかもしれませんね。
この体験はゆるみがちな私に久しぶりに檄を入れてくれる結果となりました。
以上、私が学んだことでした!
それでは安全を祈って!
サワディーカップ!