常識に縛られないためには
こんにちは、タイ人です。
生活しているといろんな常識に出くわしますよね。
世間の常識、国の常識、社会の常識、、、、
常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)
- 作者: ひすいこたろう,石井しおり
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: 単行本
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この、常識という言葉ほど危ういものはありません。一見、みんながふつうと思っていること、だから何が危ういのかと思うかもしれません。
実はその、「みんな」という言葉と「ふつう」という言葉がとても危ういということなのです。
みんな、とはどこまでを言うのでしょうか。身の回りだけを考えるとクラス?友達?親?もう少し幅を広げてみると学校?町?更に大きい範囲だと県?国?
これだけ見ても、「みんな」という考え方がどれだけ曖昧なことかわかりません。
もちろん、「ふつう」というのも曖昧な言葉です。
じゃあ一体、何が正しいことと考えたらいいのでしょうか、と聞きたくなるのですが、そもそも世の中に「絶対に正しいこと」はありません。
このことに気づくと本当に楽になります。これが正しい!と言って「常識」を振りかざす必要がなくなりますからね。
常識を振りかざされた側はもちろんたまりませんよね。本当にいやになっちゃうくらい。。。とはいえ、本当は振り回す側はもっと可哀想なものです。
おそらく生まれてこのかた、生きていく上でとにかく「常識」というルールに縛られて生きてきたのでしょう。あまりに自然になっているがゆえに人にその常識を押し付けてしまう、、、嗚呼なんて可哀想なんでしょうか。常識というのは怖いもので、それが当たり前と教わり、習慣づけて生活していく中で段々と自分のものになってゆきます。そして最後はそれ自体を一切疑わなくなってしまうのです。。。
さあ、皆さんはそうはなりたくありませんよね。
「常識」で身動きが取れないほどつまらないものはありません。
常識を振りかざすということはそれだけ「自分の視野が狭いですよ〜」と公言しているようなものですから。
ではどうすればいいのでしょうか。
すぐにできる簡単なこととしては、一度世の中で言われている常識を疑ってみる。
これは何も悪人になってください、というわけではないのです。
いつもならあまりに自然で気がつかなかった身の回りのことに少し注意を払って見てください。
例えば、普段歩く際に、歩道を歩いているけれど、車道を歩くのはなぜダメなのか。
自分で言っておいてこれはあまりに例が悪いのですが笑、
車道だからと言って歩行者が歩いてはダメだということはありませんよね、
車が通っていなければいくらでも歩く人はいますよね。
そう、現実は常識の枠組みではおさまらず、状況が変わるといくらでも変化します。
このことに気付ければ、常識という枠に縛られず、
自分の頭で考えられるようになることでしょう。
今回はあくまでも交通ルールというお話でしたが、実生活ではもっともっとたくさんの常識に私たちは遭遇しています。
それら常識を疑ってみることで、新たな価値観や自分の本当の欲求が発見できることでしょう!
皆さんのさらなるよき人生を祈って!
サワディーカップ!